加害者が亡くなってしまった場合

自動車の運転やバイクの運転をするドライバーさんは誰しもが自分の運転には細心の注意を払っているものです。
しかし注意しながらでも起きてしまうのが交通事故となっており、比較的規模の小さな交通事故であれば双方の怪我なども少なく済みますが、万が一でも死亡事故につながってしまった場合には、加害者として被害者のご遺族などに対して最大限の保証を行っていかなくてはなりません。
お金の保証についてを任意保険会社が保証する部分だけではなく、加害者側としても誠意をもって対応していく必要が出てくるでしょう。

どんな保障をしなければならないのかについて

一般的に交通事故で怪我をしてしまった場合には通院や入院などが必要となり、ここで必要になった費用は全て加害者側が負担しなければなりません。
しかし被害者が亡くなってしまった場合には、通院や入院などは必要になりませんから、ここでの費用は発生しないこととなります。
代わりに被害者が亡くなってしまったことによって、今後定年退職を迎えるまで働いているはずだった会社での基本給をはじめとして、ボーナスなども含めどれだけのお金を稼ぐことができたのかといった部分で逸失利益の計算が行われます。

加害者側としてはこの遺失利益を被害者のご遺族側に対して支払わなくてはならず、さらにご遺族が受けた精神的なダメージを含め、このような部分でも慰謝料を支払っていかなくてはなりません。
万が一被害者ご本人が亡くなってしまったことによって車の修理などはしなくて良いと被害者側が言ってくることがあっても、これに対して、はいそうですかと納得するのではなく、加害者側として誠意のある対応をする必要が出てくるので、車両保険の範囲内で現金での支払いをすることや、さほどグレードは違わない車両を準備するといった方法で誠意を見せていく必要があります。

被害者ご家族への謝罪について

被害者が亡くなってしまった場合には、加害者として被害者のご遺族に許されるはずがないとおじけづいてしまうため、謝罪などに行きたくても行かれなくなってしまうケースがあります。
しかしご遺族の気持ちを考えれば全く謝罪がないというのはあまりにも誠意のない対応であり、保険会社から支払われるお金だけで済めば良いのかと思われてしまう可能性があります。

自分自身が逆の立場になったことを考え、どんなに憂鬱な気分になっても言葉が見つからなくても必ず頭を下げに伺うべきでしょう。
例えそこで罵声を浴びせられることがあっても門前払いをされることがあっても、謝罪に伺うといった誠意が必要です。
どうしても自分だけで行くのが不安な場合には保険会社スタッフにお願いをして同行してもらうことや自分のご家族、または知人などにお願いして同行してもらうことも考えましょう。
もちろん毎日のように謝罪に行く必要はありませんが、万が一にでも謝罪を受け入れてくれた場合にはその後定期的にお線香あげに伺って良いかと伺うことや、様々な法事をはじめとして、このような場所に顔を出しても良いかということを確認しましょう。

断られてしまった場合には仕方がありませんが、そうではなかった場合何年先になってもしっかりとした誠意を見せ続けていくことが大切です。
自分自身には悪気がなかったとしても事故の加害者となってしまい被害者が亡くなってしまったというケースでは、被害者の方をはじめとして被害者のご家族には継続年数は関係ありませんので、何年経過しても加害者として誠意を見せ続けていくことが大切になるでしょう。
お金を払ったからそれで良いだろう、などと言う気持ちを持たないことが大切です。

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